C言語と同様に、#include を使うことで ATS コード内へファイルをインクルードできます。 例えば、次の行は foobar という名前のファイルをインクルードしています。 すなわち、この行はファイル foobar の中身で置き換えられます:
インクルードされるファイルが静的か動的どちらの構文に従って構文解析されるかは、当該ファイルが静的もしくは動的なファイルにインクルードされるかどうかに依存していることに注意してください。 慣習として、インクルードされるファイルの名前には拡張子 .hats をしばしば付けます。ファイルをインクルードは、ファイル群を横断して首尾一貫して定義されるべき定数やフラグ、パラメータを保持するのに一般に使われます。 例えば、ファイル prelude/params.hats はこのような目的で使われます。 また、ファイルのインクルードは SML や OCaml のような言語でサポートされているファンクタを (制限はありますがある程度有用な作法として) 模倣するためにも使われます。