ATS は現時点で4つのコメント形式をサポートしています。 ラインコメント、MLスタイルのブロックコメント、C言語スタイルのブロックコメント、ファイル末尾のコメント です。
ラインコメントは2重スラッシュ記号 (//) から始まり、その行の終端で終わります。
MLスタイルのブロックコメントの始まりと終わりは、それぞれトークン (* と *) です。 ネストされたMLスタイルのブロックコメントが許されていることに注意してください。 すなわちMLスタイルのブロックコメントはもう一つの同じスタイルのコメントの中に書くことができるのです。
C言語スタイルのブロックコメントの始まりと終わりは、それぞれトークン /* と */ です。 C言語スタイルのブロックコメントはネストできないことに注意してください。 C言語スタイルのブロックコメントは、ATS とC言語で共有されるコードで主に使われます。 その他の場合にはMLスタイルのブロックコメントを選ぶべきでしょう。
ファイル末尾のコメントは4重スラッシュ記号 (////) で始まり、ファイル終端まで続きます。 このスタイルのコメントは開発途中やプログラムのデバッグに便利です。